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制約 Android OSの制約事項
最終更新日:2025/09/26番号:3331
- 説明
- 制約が該当するAndroid OSバージョンには「○」を記載しています。
また、制約が対象外のAndroid OSバージョンには「ー」を記載しています。制約事項 13 14 15 16 - 「高度な保護機能」設定を有効にしている場合、以下の動作となる。
・[セキュリティ設定]で「提供元不明アプリのインストール」を[許可]に
設定しても、提供元不明アプリのインストールとアップデートができない。
提供元不明アプリをインストールしたあと、「高度な保護機能」を有効に
すると、インストール済のアプリは使用できますが、アップデートは行え
ません。
・[セキュリティ設定]で「アプリ確認の強制」を[強制しない]に設定して
も、Google Playプロテクトによるアプリのスキャンを無効にできない。
回避案:回避案:・「高度な保護機能」設定を無効に設定してください。
端末の[設定]→[セキュリティとプライバシー]→[高度な保護
機能]→[デバイス保護プラン]で設定を変更できます。
OSや端末により、表示項目や手順が異なる場合があります。
・[アプリケーション禁止]で[設定]アプリを指定してください。
参照先:「管理サイトリファレンスマニュアル」
7.5.1 アプリケーション禁止
7.10.1 セキュリティ設定(DOM)
ー ー ー 〇 - Wi-Fi以外のMACアドレスが取得できない。
〇 〇 〇 〇 - マルチウインドウ化/分割表示すると、「アプリケーション禁止」設定で指定したアプリを起動できてしまう場合がある。
〇 〇 〇 〇 - 端末で設定範囲外となる画面消灯時間を[画面ロック]の「自動ロックまでの時間」で設定すると、「自動ロックまでの時間」設定は機能するが、[設定]内の画面消灯時間表示が不正な値となる。
回避案:端末で設定可能な画面消灯時間を「自動ロックまでの時間」で設定し
てください。
〇 〇 〇 〇 - [画面ロック]の「パスワードポリシー」で[制限を満たしていない場合にパスワードの再設定を強制する]を設定時に、無効化されたアプリがパスワード設定後、すぐに有効化されない場合がある。
復旧策:端末を一度スリープにする、またはエージェントアプリから同期を行
ってください。
〇 〇 〇 〇 - 位置情報権限が無効の場合、管理サイトでWi-FiのMACアドレスが取得できない。
回避案:端末の位置情報設定とエージェントの位置情報権限を有効にしてくだ
さい。
〇 〇 〇 〇 - 9.10.0以上のエージェントバージョンを使用した場合、[セキュリティ設定]によりステータスバーを禁止していると、エージェントの必須権限が外れたときのメッセージが表示されない。
回避案:・[セキュリティ設定]で「ステータスバーの操作と通知表示」を
「許可」に設定してください
・Androidの特定のアプリで、通知をオンまたはオフにする制限をし
ないでください。
・Androidのサイレントモードによる通知の制限をしないでくださ
い。
〇 〇 〇 〇 - 位置情報権限を有効にしない、または「正確な位置情報を使用」設定を有効にしない場合、以下の動作となる。
・端末の位置情報の取得ができない。
・管理サイトでWi-FiのSSID情報が取得できない。
・Zone Managementの位置情報によるゾーン判定ができなくなり、SSIDに
よるゾーン判定は常にゾーン外と判定される。
・「プロキシ設定」「バックアップ・復元」「Wi-Fi フィルタリン
グ」の一部機能が使用できない。
回避案:位置情報を有効にし、「位置情報」権限設定内の「正確な位置情報を
使用」を「有効」に設定してください。
〇 〇 〇 〇 - 「付近のデバイス」権限を「許可しない」に設定した場合、以下の動作となる。
・管理サイトで[設定]→[セキュリティ]→[機能制限]→[Bluetooth]
を設定しても、端末への反映に失敗する。
回避案:「付近のデバイス」権限を「許可する」にしてください。
〇 〇 〇 〇 - 管理サイトの機器情報に表示されるMACアドレスがランダム値となる。
〇 ー ー ー - [セキュリティ設定]で「スクリーンショットの撮影」を禁止していても、以下の画面でスクリーンショットの撮影ができてしまう。
・ロック画面
・[設定]アプリ
・画面上部のステータスバーから下にスワイプすると表示される通知ドロワー
・電源ボタン長押しで表示されるメニュー
〇 ー ー ー - 回避案:・「位置情報」権限で「正確」を選択してください。Optimal Biz Browserの「位置情報」で「おおよそ」を選択すると、Optimal Biz Browserを使用できない。
・9.19.0以上へアップデートを実施してください。
〇 〇 〇 ー - 端末の[設定]にある[使用していないアプリを一時停止する]項目がグレーアウトする。
ー 〇 〇 〇 - OPTiM Biz 9.18.0以上では、システム設定バックアップ項目の「入力時バイブレーションの許可」の設定内容が、バックアップ/復元機能の対象外となる。
ー 〇 〇 〇 - OPTiM Biz 9.18.0以上では、セキュア設定バックアップ項目の「データローミングの有効化」の設定内容が、バックアップ機能の対象外となる。
ー 〇 〇 〇 - エージェント以外で設定した、Wi-Fi設定のランダムMACアドレスが取得できない。
回避案:エージェント以外で設定したWi-Fi設定で、[デバイスのMACを使
用]を選択する、またはエージェントからWi-Fi設定を行ってくだ
さい。
ー 〇 〇 〇 - 管理サイトの[スクリーンロックパスワード変更]で、PINコードを「4桁」や「5桁」に変更すると、スクリーンロックが解除できなくなる場合がある。
Googleによる修正はAndroid 14 QPR1で行われています。
・Pixel 端末の Android 14 QPR1のビルド番号
- Pixel 5a:UQ1A.231205.014
- Pixel 6以上:UQ1A.231205.015
・他メーカーの端末の場合は、各メーカー・キャリアへ対応状況を確認し
てください。
復旧策:事象発生後に端末を再起動した場合は、管理サイトからリモートワ
イプを実行してください。スクリーンロックが解除されないため、
再起動後のDirect Boot Modeも解除されません。
回避策:端末に対する対応がリリースされない場合は、「4桁」や「5桁」の
PINコードは設定しないでください。
ー ー 〇 ー - 以下の設定が割り当てられている状態で端末を再起動すると、設定が変更できなくなる場合がある。
・[設定]→[Android]→[Device Owner Mode]→[セキュリティ設
定]内の設定
- アプリ確認の強制「強制する」
- Bluetooth「禁止」
- 機内モード「禁止」
- プライベートDNS設定の変更「禁止」
- テザリング設定の変更「禁止」
- モバイルネットワーク設定の変更「禁止」
- 緊急警報設定の変更「禁止」
- ローミング「禁止」
- 音量設定の変更「禁止」
- 物理外部メディアへのマウント「禁止」
- ネットワーク設定のリセット「禁止」
- ファクトリーリセット「禁止」
- 日付、時刻、タイムゾーンの設定の変更「禁止」
- イースターエッグ「禁止」
- USBファイル転送「禁止」
- セーフモードの起動「禁止」
・[設定]→[Android]→[セキュリティ]→[機能制限]→[カメラ]
内の設定
- カメラ「禁止」Googleによる修正は、発生抑止のパッチ対応がAndroid 14 QPR1、復旧
対策がAndroid 14 QPR2で行われています。
・Pixel端末の Android 14 QPR1のビルド番号
- Pixel 5a:UQ1A.231205.014
- Pixel 6以上:UQ1A.231205.015
・Pixel端末の Android 14 QPR2のビルド番号
- Pixel 5a以上:AP1A.240305.019.A1
・他メーカーの端末の場合は、各メーカー・キャリアへ対応状況を確認し
てください。
復旧策:端末に対する対応がリリースされない場合の復旧方法は、端末初期化のみとなります。
ー ー 〇 ー - 以下の設定が割り当てられている状態で端末をAndroid 13からAndroid 14にアップデートすると、設定が変更できなくなる場合がある。
・[設定]→[Android]→[Device Owner Mode]→[セキュリティ設
定]内の設定
- 提供元不明アプリのインストール「禁止」
- 開発者向けオプション「禁止」
- Wi-Fi設定の変更「禁止」
- データ出力NFC利用「禁止」
- VPN設定の変更「禁止」
- 明るさの設定の変更「禁止」
- 壁紙の変更「禁止」
- 画面消灯設定の変更「禁止」
- アンビエント表示「禁止」
- アプリの制御「禁止」
- ユーザーアイコンの変更「禁止」
- 位置情報設定の変更「禁止」
- 認証情報設定の変更「禁止」
- アカウントの追加と削除「禁止」
- 言語設定の変更「禁止」
- 印刷「禁止」
・[設定]→[Android]→[アプリケーション]→[アプリケーション禁
止]→[高度な設定]タブ内の設定
- アプリケーションのインストール制限
「アプリケーションのインストールを禁止][セキュリティ設定]の「Android Enterprise」に含まれる項目は、デフ
ォルトで「禁止」が設定されています。そのため、[機器]→[一覧]→
対象機器の→[設定の割り当て]→[セキュリティ設定(DOM)]の
[編集]で「(設定なし)」を選んでも「禁止」が設定されます。
アップデートを行う場合は、「Android Enterprise」の項目で[許可]を
設定した設定セットを指定してください。Android 14 QPR2以上のアップデートでは事象の発生を回避する対策とな
っているため、バージョンがAndroid 14 QPR2以上であることを確認し、
システムのアップデートを実施してください。
・Pixel 端末の Android 14 QPR2のビルド番号
- Pixel 5a以上:AP1A.240305.019.A1
・他メーカーの端末の場合は、各メーカー・キャリアへ対応状況を確認して
ください。
復旧策:・すでに事象が発生してしまっている場合、事象が発生したときの解消
方法は端末初期化のみとなります。
・端末に対する対応がリリースされない場合の復旧方法は、端末初期
化のみとなります。
ー ー 〇 ー - 管理サイトの[スクリーンロックパスワード変更]を行うと、端末の[設定]でロック種別表示が更新されない。
スクリーンロックパスワードの変更機能に影響はありません。
復旧策:端末の再起動を行ってください。
ー ー 〇 〇 - [セキュリティ設定]で「アプリ確認の強制」を[強制する]に設定しても、端末の[設定]で表示が更新されない。
復旧策:一度Google Playプロテクトの画面内まで遷移し、「セキュリティと
プライバシー」画面に戻ると表示が更新されます。
ー ー 〇 〇 - [セキュリティ設定]で「位置情報設定の変更」を[禁止]に設定しても、端末の[設定]で「Google 位置情報の精度」が制限されない場合がある。
ー ー 〇 〇 - [セキュリティ設定]で「Wi-Fi設定の変更」を[禁止]に設定しても、クイック設定パネルから設定が変更できてしまう場合がある。
回避策:[セキュリティ設定]で、「ステータスバーの操作と通知表示」を
[禁止]に設定してください。
ー ー 〇 〇 - 端末の[設定]→[システム]→[ナビゲーションモード]→[3ボタンナビゲーション]を設定している場合は、リモートロック中の緊急通報画面で、[発信]ボタンがナビゲーションバーと重なって表示される。
[発信]ボタンはタップはできます。
[ナビゲーションモード]は機種により表示方法が異なります。
ー ー ー 〇 - [セキュリティ設定]で「明るさの設定の変更」、「音量設定の変更」を[禁止]に設定しても、端末の[設定]の検索結果から「明るさの自動調節」、「サイレントモード」の設定が変更ができてしまう。
OSや端末により、表示項目や手順が異なる場合があります。
〇 〇 ー ー - [セキュリティ設定]で「位置情報設定の変更」を[禁止]に設定しても、端末の[設定]の検索結果から「Bluetoothスキャン」「Wi-Fiスキャン」の設定が変更できてしまう。
Googleによる修正は、2023年7月の月例アップデートで行われています。
・Pixel端末の2023年7月の月例アップデートのビルド番号
- Pixel 4a以上:TQ3A.230705.001
- Pixel Tablet:TQ3A.230705.001.B4
・他メーカーの端末の場合は、各メーカー・キャリアへ対応状況を確認して
ください。
ー 〇 ー ー - [セキュリティ設定]で「機内モード」を[禁止]に設定しても、端末の[設定]の検索結果から「機内モード」を有効化できてしまい、以降モバイルデータ通信が復旧しなくなる。
復旧策:「機内モード」を[禁止]に設定し、端末の再起動を行ってくださ
い。
ー 〇 ー ー - Direct Boot Mode時のリモート操作に時間がかかる場合がある。
Googleによる修正は、Android 12 QPR2で行われています。
・Pixel端末のAndroid 12 QPR2のビルド番号:SQ1A.211205.008
・他メーカーの端末の場合は、各メーカー・キャリアへ対応状況を確認して
ください。
〇 ー ー ー - [セキュリティ設定]で「位置情報設定の変更」を[禁止]に設定しても、端末の[設定]で「Bluetoothスキャン」「Wi-Fiスキャン」が制限されない。
〇 ー ー ー - 「高度な保護機能」設定を有効にしている場合、以下の動作となる。
- 説明
- 制約が該当するAndroid OSバージョンには「○」を記載しています。
また、制約が対象外のAndroid OSバージョンには「ー」を記載しています。制約事項 13 14 15 16 - 「高度な保護機能」設定を有効にしている場合、以下の動作となる。
・[セキュリティ設定]で「提供元不明アプリのインストール」を[許可]に
設定しても、提供元不明アプリのインストールとアップデートができない。
提供元不明アプリをインストールしたあと、「高度な保護機能」を有効に
すると、インストール済のアプリは使用できますが、アップデートは行え
ません。
・[セキュリティ設定]で「アプリ確認の強制」を[強制しない]に設定して
も、Google Playプロテクトによるアプリのスキャンを無効にできない。
回避案:・「高度な保護機能」設定を無効に設定してください。
端末の[設定]→[セキュリティとプライバシー]→[高度な保護
機能]→[デバイス保護プラン]で設定を変更できます。
OSや端末により、表示項目や手順が異なる場合があります。
・[アプリケーション禁止]で[設定]アプリを指定してください。
参照先:「管理サイトリファレンスマニュアル」
7.5.1 アプリケーション禁止
7.10.1 セキュリティ設定(DOM)
ー ー ー 〇 - Wi-Fi以外のMACアドレスが取得できない。
〇 〇 〇 〇 - マルチウインドウ化/分割表示すると、「アプリケーション禁止」設定で指定したアプリを起動できてしまう場合がある。
〇 〇 〇 〇 - 端末で設定範囲外となる画面消灯時間を[画面ロック]の「自動ロックまでの時間」で設定すると、「自動ロックまでの時間」設定は機能するが、[設定]内の画面消灯時間表示が不正な値となる。
〇 〇 〇 〇 - 位置情報権限が無効の場合、管理サイトでWi-FiのMACアドレスが取得できない。
回避案:端末の位置情報設定とエージェントの位置情報権限を有効にしてくだ
さい。
〇 〇 〇 〇 - 9.10.0以上のエージェントバージョンを使用した場合、[セキュリティ設定]によりステータスバーを禁止していると、エージェントの必須権限が外れたときのメッセージが表示されない。
回避案:・[セキュリティ設定]で「ステータスバーの操作と通知表示」を
「許可」に設定してください。
・Androidの特定のアプリで、通知をオンまたはオフにする制限をし
ないでください。
・Androidのサイレントモードによる通知の制限をしないでくださ
い。
〇 〇 〇 〇 - 位置情報権限を有効にしない、または「正確な位置情報を使用」設定を有効にしない場合、以下の動作となる。
・端末の位置情報の取得ができない。
・管理サイトでWi-FiのSSID情報が取得できない。
・Zone Managementの位置情報によるゾーン判定ができなくなり、SSIDに
よるゾーン判定は常にゾーン外と判定される。
・「プロキシ設定」「バックアップ・復元」「Wi-Fi フィルタリング」の
一部機能が使用できない。
回避案:位置情報を有効にし、「位置情報」権限設定内の「正確な位置情報を
使用」を「有効」に設定してください。
〇 〇 〇 〇 - 「付近のデバイス」権限を「許可しない」に設定した場合、以下の動作となる。
・管理サイトで[設定]→[セキュリティ]→[機能制限]→[Bluetooth]
を設定しても、端末への反映に失敗する。
回避案:「付近のデバイス」権限を「許可する」にしてください。
〇 〇 〇 〇 - 端末の[設定]にある[使用していないアプリを一時停止する]項目がグレーアウトする。
〇 〇 〇 〇 - エージェント以外で設定した、Wi-Fi設定のランダムMACアドレスが取得できない。
回避案:エージェント以外で設定したWi-Fi設定で、[デバイスのMACを使
用]を選択する、またはエージェントからWi-Fi設定を行ってくだ
さい。
〇 〇 〇 〇 - [セキュリティ設定]で「明るさの設定の変更」、「音量設定の変更」を[禁止]に設定しても、端末の[設定]の検索結果から「明るさの自動調節」、「サイレントモード」の設定が変更ができてしまう。
OSや端末により、表示項目や手順が異なる場合があります。
〇 ー ー ー - [セキュリティ設定]で「機内モード」を[禁止]に設定しても、端末の[設定]の検索結果から「機内モード」を有効化できてしまい、以降モバイルデータ通信が復旧しなくなる。
復旧策:「機内モード」を[禁止]に設定し、端末の再起動を行ってくださ
い。
〇 ー ー ー - [セキュリティ設定]で「位置情報設定の変更」を[禁止]に設定しても、端末の[設定]の検索結果から「Bluetoothスキャン」「Wi-Fiスキャン」の設定が変更できてしまう。
Googleによる修正は、2023年7月の月例アップデートで行われています。
・Pixel端末の2023年7月の月例アップデートのビルド番号
- Pixel 4a以上:TQ3A.230705.001
- Pixel Tablet:TQ3A.230705.001.B4
・他メーカーの端末の場合は、各メーカー・キャリアへ対応状況を確認して
ください。
〇 ー ー ー - [画面ロック]の「パスワードポリシー」で[制限を満たしていない場合にパスワードの再設定を強制する]を設定時に、無効化されたアプリがパスワード設定後、すぐに有効化されない場合がある。
復旧策:端末を一度スリープにする、またはエージェントアプリから同期を行
ってください。
〇 〇 〇 ー - [セキュリティ設定]で「アプリの制御」を[禁止]に設定しても、端末の[設定]→[システム]→[リセットオプション]→[アプリの設定をリセット]から[デフォルトで開く]設定をリセットできてしまう。
[アプリの設定をリセット]は機種により表示方法が異なります。
復旧策:端末の[設定]→[アプリ]→[デフォルトのアプリ]より、[デフ
ォルトで開く]を再度設定してください。
〇 ー ー 〇 - 管理サイトの[スクリーンロックパスワード変更]で、PINコードを「4桁」や「5桁」に変更すると、スクリーンロックが解除できなくなる場合がある。
Googleによる修正はAndroid 14 QPR1で行われています。
・Pixel 端末の Android 14 QPR1のビルド番号
- Pixel 5a:UQ1A.231205.014
- Pixel 6以上:UQ1A.231205.015
・他メーカーの端末の場合は、各メーカー・キャリアへ対応状況を確認し
てください。
復旧策:事象発生後に端末を再起動した場合は、管理サイトからリモートワ
イプを実行してください。スクリーンロックが解除されないため、
再起動後のDirect Boot Modeも解除されません。
回避策:端末に対する対応がリリースされない場合は、「4桁」や「5桁」の
PINコードは設定しないでください。
ー 〇 ー ー - 以下の設定が割り当てられている状態で端末を再起動すると、設定が変更できなくなる場合がある。
・[設定]→[Android]→[Device Owner Mode]→[セキュリティ設
定]内の設定
- アプリ確認の強制「強制する」
- Bluetooth「禁止」
- 機内モード「禁止」
- プライベートDNS設定の変更「禁止」
- テザリング設定の変更「禁止」
- モバイルネットワーク設定の変更「禁止」
- 緊急警報設定の変更「禁止」
- ローミング「禁止」
- 音量設定の変更「禁止」
- 物理外部メディアへのマウント「禁止」
- ネットワーク設定のリセット「禁止」
- ファクトリーリセット「禁止」
- 日付、時刻、タイムゾーンの設定の変更「禁止」
- イースターエッグ「禁止」
- USBファイル転送「禁止」
- セーフモードの起動「禁止」
・[設定]→[Android]→[セキュリティ]→[機能制限]→[カメラ]
内の設定
- カメラ「禁止」Googleによる修正は、発生抑止のパッチ対応がAndroid 14 QPR1、復旧
対策がAndroid 14 QPR2で行われています。
・Pixel端末の Android 14 QPR1のビルド番号
- Pixel 5a:UQ1A.231205.014
- Pixel 6以上:UQ1A.231205.015
・Pixel端末の Android 14 QPR2のビルド番号
- Pixel 5a以上:AP1A.240305.019.A1
・他メーカーの端末の場合は、各メーカー・キャリアへ対応状況を確認し
てください。
復旧策:端末に対する対応がリリースされない場合の復旧方法は、端末初期化のみとなります。
ー 〇 ー ー - 以下の設定が割り当てられている状態で端末をAndroid 13からAndroid 14にアップデートすると、設定が変更できなくなる場合がある。
・[設定]→[Android]→[Device Owner Mode]→[セキュリティ設
定]内の設定
- 提供元不明アプリのインストール「禁止」
- 開発者向けオプション「禁止」
- Wi-Fi設定の変更「禁止」
- データ出力NFC利用「禁止」
- VPN設定の変更「禁止」
- 明るさの設定の変更「禁止」
- 壁紙の変更「禁止」
- 画面消灯設定の変更「禁止」
- アンビエント表示「禁止」
- アプリの制御「禁止」
- ユーザーアイコンの変更「禁止」
- 位置情報設定の変更「禁止」
- 認証情報設定の変更「禁止」
- アカウントの追加と削除「禁止」
- 言語設定の変更「禁止」
- 印刷「禁止」
・[設定]→[Android]→[アプリケーション]→[アプリケーション禁
止]→[高度な設定]タブ内の設定
- アプリケーションのインストール制限
「アプリケーションのインストールを禁止][セキュリティ設定]の「Android Enterprise」に含まれる項目は、デフ
ォルトで「禁止」が設定されています。そのため、[機器]→[一覧]→
対象機器の→[設定の割り当て]→[セキュリティ設定(DOM)]の
[編集]で「(設定なし)」を選んでも「禁止」が設定されます。
アップデートを行う場合は、「Android Enterprise」の項目で[許可]を
設定した設定セットを指定してください。Android 14 QPR2以上のアップデートでは事象の発生を回避する対策とな
っているため、バージョンがAndroid 14 QPR2以上であることを確認し、
システムのアップデートを実施してください。
・Pixel 端末の Android 14 QPR2のビルド番号
- Pixel 5a以上:AP1A.240305.019.A1
・他メーカーの端末の場合は、各メーカー・キャリアへ対応状況を確認して
ください。
復旧策:・すでに事象が発生してしまっている場合、事象が発生したときの解
消方法は端末初期化のみとなります。
・端末に対する対応がリリースされない場合の復旧方法は、端末初期
化のみとなります。
ー 〇 ー ー - [セキュリティ設定]で「位置情報設定の変更」を[禁止]に設定しても、端末の[設定]で「Google 位置情報の精度」が制限されない場合がある。
ー 〇 〇 ー - [セキュリティ設定]で「Wi-Fi設定の変更」を[禁止]に設定しても、クイック設定パネルから設定が変更できてしまう場合がある。
回避策:[セキュリティ設定]で、「ステータスバーの操作と通知表示」を
[禁止]に設定してください。
ー 〇 〇 〇 - 管理サイトの[スクリーンロックパスワード変更]を行うと、端末の[設定]でロック種別表示が更新されない。
スクリーンロックパスワードの変更機能に影響はありません。
復旧策:端末の再起動を行ってください。
ー 〇 〇 〇 - [セキュリティ設定]で「アプリ確認の強制」を[強制する]に設定しても、端末の[設定]で表示が更新されない。
復旧策:一度Google Playプロテクトの画面内まで遷移し、「セキュリティと
プライバシー」画面に戻ると表示が更新されます。
ー 〇 〇 〇 - 端末の[設定]→[システム]→[ナビゲーションモード]→[3ボタンナビゲーション]を設定している場合は、リモートロック中の緊急通報画面で、[発信]ボタンがナビゲーションバーと重なって表示される。
[発信]ボタンはタップはできます。
[ナビゲーションモード]は機種により表示方法が異なります。
ー ー 〇 〇 - Android 15 QPR2より、端末の[設定]から開発者向けオプションの「2つ目のディスプレイでフリーフォーム ウィンドウを有効にする」機能を有効にし、端末とディスプレイを接続していると、以下の動作が発生する。
・「アプリケーション禁止」で指定したアプリを起動できてしまう。
・リモートロック中でも2つ目のディスプレイでアプリが一部操作できてしま
う。
・「Secure Shield」を[有効]に設定しても、端末の[設定]を操作できてし
まう。
・管理サイトの[スクリーンロックパスワード変更]で、スクリーンロックパ
スワード変更ダイアログが表示されない。
・「利用権限の要求」画面から権限設定する際、許可状況を示すボタン名が更
新されない。
・エージェントの「プロキシ」画面で[追加]をタップ後端末の[設定]に遷
移した場合、「プロキシ」画面が閉じない。
・[画面ロック]の「パスワードポリシー」で[制限を満たしていない場合に
パスワードの再設定を強制する]を設定時に、「スクリーンロックパスワー
ド設定」画面からスクリーンロックパスワードの変更を進めようとすると、
パスワード再入力が求められた時に黒画面になりパスワード変更が進められ
ない。
・QRコードスキャン画面を表示すると、カメラプレビューのアスペクト比が崩
れる。Pixel 端末の Android 15 QPR2のビルド番号は以下です。
・Pixel 6以上、Pixel 9未満:BP1A.250305.019
・Pixel 9以上:BP1A.250305.020
・Pixel Tablet:BP1A.250305.020.T2
・他メーカーの端末の場合は、各メーカー・キャリアへ対応状況を確認してく
ださい。
回避策:「セキュリティ設定」で、「開発者向けオプション」を[禁止]に設
定してください。
ー ー 〇 〇 - [セキュリティ設定]で「位置情報設定の変更」を[禁止]に設定しても、端末の[設定]で「Bluetoothスキャン」「Wi-Fiスキャン」が制限されない。
ー ー ー 〇 - 「高度な保護機能」設定を有効にしている場合、以下の動作となる。